中京フロンは、中部電力と共同開発したフロン類破壊分解装置を導入しています。
現在、HCFC22、HFC、SF6の処理を中心として稼働しています。
水を使わずに、固体のアルカリ性反応処理材(軽焼ドロマイト)によって
フロン・SF6・ハロンを破壊分解処理します。
独自技術「固体アルカリ反応方式」を用いた世界初の装置であり、
下記のような多くの優れた特長があります。
環境保護のため、フロン類分解後の排ガスは、
ガスクロマトグラフにより分析し、
分解率、複生成物、ダイオキシン類の有無などを監視しています。
スクリューコンベアに排出された使用済処理剤は、
産業廃棄物として中間処理工場に送り、
酸性汚泥・建設汚泥を中和するために使用されます。
中和された汚泥は固化剤の添加などを行い乾燥した後、
再生土として利用されています。