LiBr溶液回収
LiBr(臭化リチウム)は吸湿性に優れていることから、
水を冷媒とする吸収式冷温水発生機の吸収剤として使用されています。
腐食性が強く、皮膚などに付着すると化学火傷を負う恐れがあります。
LiBr溶液を廃棄する場合、下水等に流すことは禁じられており、
産業廃棄物として処理する必要があります。
最近ではリサイクル処理を行うことが可能です
(一部、特別管理型産業廃棄物となる種類もあります)。
吸収式冷温水発生機サンプリング弁より、
エアーコンプレッサで加圧後、溶液回収を行います。
そして回収済溶液を再生工場へ運搬し、
回収報告書、現場写真、再生工場の原料受入報告書を提出します。
ハロン回収
ハロンはフロン類の一種で、燃焼抑制能力が高いため、
消火剤として使用されてきました。
しかし、オゾン層破壊・地球温暖化を引き起こすという指摘を受け、
1994年以降、製造が禁止されています。
ハロンの製造は1994年以降、禁止されていますが、
それ以前に製造されたものは現在も消火設備で使用されています。
消火設備の廃棄時にはハロンが吹き出さないよう、
容器に接続された起動配管などを外し、適正に処理する必要があります。
中京フロンでは、ハロンが吹き出さないよう、
容器を安全に取り外し、回収します。
そして工場にてハロン分解が可能なフロン類分解装置による
破壊分解処理、またはリサイクル処理を実施します。
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